2006/10/13

飛鳥奇岩めぐり 人の巻


こちらを見る猿石。
よく見るとそれぞれの石は、ミクロネシア系? ペルシャ系?

そしてギリシャ系?

の人たちに見えなくもありません。

古代シルクロードの終着駅の飛鳥の地。
多種多様な人々が行きかっていたのかもしれません。


散策した時は特に気にしなかったのですが、改めてBlogにしてみると
「水」→「天」→「地」→「人」
とテーマ分けをすることができました。


また、四神相応を見てみますと


東の青龍:川 → 飛鳥川
南の朱雀:海or開けた土地 → 亀石の当たり一面田んぼ
西の白虎:大きな道 → 難波へと抜ける竹内街道
北の玄武:山や丘 → 甘樫丘

古代の人の知恵に感嘆するばかりです。


<10月15日追記>
今日何気に地図を見ていたら、中心に当たる位置に
亀石」があることに気付きました。
なるほどこれが「要石」となっているから、動いたときに
天変地異が起こるという
言い伝えが残っているのかも
しれません。

2006/10/12

飛鳥奇岩めぐり 地の巻


田んぼの中に忽然とたたずむ亀石。
これが動くと天変地異があると言われています。

鬼の俎板。


そして鬼の雪隠。鬼の俎板から50mくらい離れたところにあります。


元々これらは一つの遺跡だったとのこと。


ダイダラボッチが悪戯して動かしたのでしょうか。

2006/10/11

飛鳥奇岩めぐり 天の巻


「日出処の天子」聖徳太子生誕の地に建てられた橘寺へ。

寺内に入ってすぐ右側の三光石。


やや奥にある二面石。

悪面


善面

不思議なオーラを感じる場所でした。

2006/10/10

飛鳥奇岩めぐり 水の巻


水時計と推測されている飛鳥水落遺跡。


酒船石。
酒をしぼる槽ともあるいは油や薬をつくるための道具と
言われている。


亀形石造物。
周囲を石垣や土塀で閉ざされた空間にあることから、
水の流れを楽しむものでなく

天皇祭祀にかかわるものといわれている。

水は恵みの神でもあり、河川の氾濫は龍神の怒りに
喩えられています。

それらを司る祭りが行われていたのかもしれません。

2006/10/09

甘樫丘より


畝傍山を眺める。

昨日は飛鳥の古都を散策しました。
ルートは近鉄橿原神宮前駅からぐるりと巡って
近鉄飛鳥駅まで4時間のコース。

※下記の赤線のルート


ガイドブックだと6時間コースだったのですが、
橿原神宮から甘樫丘を登ったところで

エネルギーを使い果たし、
石舞台地区と高松塚地区は今回は省略しました。


おかげで今日は足はパンパンです。

飛鳥の都は思ったよりも山や丘に囲まれた
山間の山村といったところでした。


飛鳥川と甘樫丘(右)

都の入口の甘樫丘の麓には当時の権力者蘇我氏の邸宅が
あったとのことなので

攻めにくく守りやすい古代の城といったところだったのでしょう。
参考:飛鳥京