2009/12/07

"「遊びのおもしろさは、どんな分析も、どんな論理的解釈も受けつけない」"

松岡正剛の千夜千冊『ホモ・ルーデンス』ヨハン・ホイジンガ


"ところがわれわれは、この幼児や子供のころから体感している遊びが秘めているリズムやハーモニーが何であるかは、知ってはいない。知ろうとする以前に、体に入ってしまっているからだ。しかしながらわれわれは、そのリズムやハーモニーが何かによって破られたとき、とたんに自分が心地よい遊びの中にいたことを知らされるのだ。"

松岡正剛の千夜千冊『ホモ・ルーデンス』ヨハン・ホイジンガ

あそび

「遊戯というのは何か独自の、固有のものなのだ。
遊戯という概念そのものが、まじめよりも上の序列に位置している。
真面目は遊戯を締め出そうとするのに、遊戯は真面目をも内包したところで
いっこうに差し支えないからである。」
『ホモ・ルーデンス(遊戯人間)』 ヨハン・ホイジンガ著 より引用。
                                  定家明月記私抄 堀田善衛著