光の中にいても、目をつぶっていたら真っ暗
でも、光は見るもんじゃないし、光に向っていくものでもない
光を背中にしてごらん
目をあけることができるし、光が道を照らしてくれる
2008/09/03
感じ取る
昨日につづいて「俳句脳」より。
P33に ”「説明しない」という美意識の文化である” とあるが、
本来は、個々の感性で感じ取る文化だったのではないだろうか?
そう思うに至った理由が、この本と同時に購入した「古事記の真実」での、
あかねさす紫野行き標野行き野守はみずや君が袖振る 額田王
紫草のにえる妹を憎くあらば人嬬ゆゑに吾恋ひめやも 大海人皇子
「古事記」の真実 長部日出男著 P44ー45 より
このことばの架け合い。
まるでJazzのインプロビゼイションのような、知性の粋をつくした情念と情念のからみ。
自分の想像もつかないリアクションを、受け手が全身全霊の感性を使って返してくる。
それが、いにしえから続く日本のコミュニケーションなのだろう。
P33に ”「説明しない」という美意識の文化である” とあるが、
本来は、個々の感性で感じ取る文化だったのではないだろうか?
そう思うに至った理由が、この本と同時に購入した「古事記の真実」での、
あかねさす紫野行き標野行き野守はみずや君が袖振る 額田王
紫草のにえる妹を憎くあらば人嬬ゆゑに吾恋ひめやも 大海人皇子
「古事記」の真実 長部日出男著 P44ー45 より
このことばの架け合い。
まるでJazzのインプロビゼイションのような、知性の粋をつくした情念と情念のからみ。
自分の想像もつかないリアクションを、受け手が全身全霊の感性を使って返してくる。
それが、いにしえから続く日本のコミュニケーションなのだろう。
2008/09/02
feel
「古池や蛙とびこむ水の音」を英語圏の人に伝える際、・・・(略)・・・
「Spring has come」といったほうが、その句が表す世界により近い、・・・(略)・・・
このような発想の飛躍こそ、時間も空間も自由自在である俳句の感覚に相応しい。
俳句脳 茂木健一郎、薫まどか著 P18より
<10/01/01追記>
芭蕉庵史跡展望庭園 - うにゃの散歩道
男のロマン - うにゃの散歩道
「Spring has come」といったほうが、その句が表す世界により近い、・・・(略)・・・
このような発想の飛躍こそ、時間も空間も自由自在である俳句の感覚に相応しい。
俳句脳 茂木健一郎、薫まどか著 P18より
<10/01/01追記>
芭蕉庵史跡展望庭園 - うにゃの散歩道
男のロマン - うにゃの散歩道