2008/11/08

オブジェクト指向

クライアントサーバーの三階層モデル、「業務ロジック」、「データモデル」、「制御ロジック」のうち、
「業務ロジック」と「データモデル」をひとつにしたものがclassである。
大学の卒研時代にコンピュータグラフィックスの勉強をしていたのだが、これはいわば「制御ロジック」。

医療分野においてのオブジェクト指向による業務表現のアプローチはHL7そしてIHEにて行われている。
HL7について詳しい人に「HL7とは何ですか?」とご質問したところ「RIMである。」と一言。
それから「HL7Version3入門」を購入し、勉強をしていたところようやく最近、
P11の「図1 HL7 V3 メッセージの開発過程」がぼんやりとながら読めてきた。

「ストーリーボード」となる「シナリオ」(業務シナリオ)がシステムの最上位にくる。
人間系と機械系のインターフェースとなる。

これが医療情報システムにおける、オブジェクト指向ではないかと思っている。
その「シナリオ」から、各サブシステムへ展開していき、各サブシステム間のメッセージを決定していく。
また、使用する「ボギャブラリ」(データデクショナリ)を定義する。

そのような業務のシステムズ・アプローチのひとつが「IHE」。


※再就職活動用にまとめたもの。
 システムズ・アプローチに関しても大学の卒研時代に調べた。
 これとまったく同じことを喋る人がいたら、それは劣化コピーです。ご注意下さい。
 使用したい場合は、「うにゃさん曰く」と必ず言って下さい(笑)
 ただし、医療従事者及び本エントリ関係者に関してはその限りではありません。

<Link>
サイバネティックス - コモンズマーカー
注意:あくまでも、サイバネティックスは「通信と制御」からのアプローチであると解釈する

入門UML—Kendall Scottの入門シリーズ
ユースケース入門—ユーザマニュアルからプログラムを作る

<追記>
「本エントリ関係者」とは、以下のように定義、制約する。
1.「者」は個人であって、法人等の組織ではない。
2.関係者とは、エピソードの登場人物及びリンク先の個人またはリンク先関係者とする。
3.リンク先関係者とは、リンク先のエピソード登場人物及び
 リンク先を展開したときに発生するリンク先の個人も含む。
4.展開とはリンク先が提供する情報整理閲覧機能のことである。
5.リンク先の広告が法人等の組織の場合は関係者に含まない。
6.リンク機能は機械系のみでなく、人間系が提供するものを含む。

<追記2>
つまり、旧体制(インターネット以前)における経済活動とは、「リンクを分断すること」によって、
「リンク接続料」を取得するモデルだったと言える。

<追記3 2008/11/10>
法律用語の社会や学術言語の社会は職人社会や芸能社会の言葉と通じあえず、
コミュニティの言葉は国家の言語に反映できず、バジル・バーンスタインが指摘したように、
「洗練された言語の社会」と「制限された言語の社会」が割れてしまったのだ。

2008/11/06

2008/11/04

経営コクピット

先日なにげにGizmodeJapanをみていたら、思わず感嘆の声をあげるコンテンツに出会った。
アメリカの華麗な軍事技術の裏側に潜みきれない莫大な軍事予算」で紹介されている、
Zoomorama で作成されたインタラクティブマップだ。
そのときの感想をCMでは、「エイリアン2みたい」と書いているのだが、これはエイリアンの襲撃に
備えて環境システム全体から自分達がいるエリア付近まで設計図をズームするシーンがこのコンテンツ
を見て蘇った。

そして今日、CMを見ていたら、knsmr氏がZUI と見慣れない言葉を紹介していたので、
みてみると、なるほどこのコンテンツのことだったのかということに気づいた。
思わず自分の過去マークにZUIというタグを追加した。
これほどZUIとはなんぞやって「見せれるコンテンツ」はないと思ったからである。

そして、脳裏をよぎったキーワードが「ドリルダウン」。
それを可能にするための「粒度」と「トレーサビリティ」、結果としての「可視化」。

一部をクローズアップした「絵」だけ、デシジョンメーキングをする人に見せた結果、

 「今度はあの建物を狙ってくれ」 粒度について-レジデント初期研修資料 

全体から部分をズームインすることによって、そのような判断間違いを起こさせない効果が
あるのではないだろうか?

ではそれはいったいなんだ? ということで、行き着いたのが「経営コクピット」。

忘れ去られいた「SIS」がようやく現実のものとなるのかもしれない。

2008/11/03

Customaized 〜社会的背景〜

既になんらかの組織(企業等)に属している人は、
カスタマイズの権限をその組織に委託しているわけで
終身雇用が大前提条件だった高度経済成長時においては
それで社会はうまく回っていた。
そのシステムからあふれでる人は少なかったのだから
また、その受け皿の組織もあったりした。
その大前提条件がなくなった今、既存の組織のどれにも属さない層が出現し
その数が増えつづけていく傾向にあるのではないか?
また、年金問題に代表されるように、本来は代行者である層の腐敗も問題化している
さらに、定年退職者や中途退職者の自殺も増加傾向にある。
つまりそれまで、カスタマイズ権限を全て属してきた組織に依存してきており、属さなかったときに
自分にふりかかってくるギャップに耐えきれなくなってきていることが原因ではないだろうか?
そのような状況のなかで、組織が個を管理するシステムは益々状況を悪くするものであり
個が組織をコントロールするシステムへの転換が必要ではないか?
だからといって全ての個人がそのようなことができるわけがないので、
既存の組織はAccountabilityを持ってその代行者としての責任が問われ
個人は自己責任のもとそのシステムを運用する、あるいは代行者を選択することが
できるようにすることがこの私考の提案の本意である。

<追記>
もし、上記の考えが既得権者にとって都合の悪いことであり、既得権者がその既得権によって
そのような個人を排除しようとした場合は基本的人権の侵害にはなりはしないだろうか?

Customaized

個人に属する情報や個人が生成したコンテンツを顧客によって、アクセス権限を与えること。

アクセス権限には Read(読み出し可) Write(書き込み可) Excute(実行可) がある。
Read権限があっても、Write権限がなければ情報を更新することができない。
Excute権限がなければ、実行することができない。

それらの権限は契約によって決定することとなる。
契約内容及び対価によって、個人の情報・コンテンツへのアクセス権限は個人の意志によって決定される。
顧客が、個人に属する全ての情報の全てのアクセス権限を要求する場合は、それ相応の対価が必要になる。

顧客が個人の情報を適切に扱っているかは、Cloud上のアクセス履歴にて個人は確認することができる。
また、顧客は第三者機関によって個人の情報を適切に扱っているか定期的に監査される。

前提条件として、Cloud上にて個人情報を一括あるいは分散管理するサービスが必要となる。
また、個人の情報・コンテンツへのリンク、コピー権について、検討する必要がある。

2008/11/02

Cloud Meets Clouds 3.0


個人がCloud上に公開した「パーソナライズされたコンテンツ」を営利目的で使用する場合は、
利益に応じた対価を支払わなくてはいけない。

Cloud Meets Clouds 2.0



<Link>
誰が為に金は成る
beyondの検索結果
三度目の正直
悲しい男の性(さが)
塀までひとっとび YouTube

Cloud Meets Clouds



<Link>
unya528's marks - コモンズ・マーカー