>「世の中は暗く嘆いているはずなのに、
>どうして外はにぎやかに笑い踊って
>いるのだろうか?」
>
>岩戸の中の天照大御神は不思議に思い、
>そっと戸を細めに開けました。
>
>それを見たあめのうずめは、すかさず、
>
>「あなたさまよりも尊い神がおられるので、
>うれしくなって皆で遊んでいるのですよ」
>
>とくるくる舞い踊りながら答えました。
>
>そこへさっと、ふとだまとあめのこやねの二人が、
>いしこりどめの作った大きな鏡を差し出し、
>天照大御神の姿を映しました。
>
>天照大御神は、鏡に映ったのが自分だとは知らずに、
>もっとよく見ようと少しずつ岩戸から
>体をのり出されたのです。
古事記のものがたり 第十話 天の岩戸開き より。
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2007/12/9 readymade by いとうせいこう
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