昔のIT業界の営業は濃ゆい、ひとくせもふたくせもあるような猛者がいたように感じる。
自分がペーペーでそう見えたのかもしれないけど。
「営業の仕事は頭を下げることです。」とか、「営業の仕事は技術者に酒を持ってくることです。」とか
酒の席なんかで話をされると、世間知らずだった私は「男気」を感じてホイホイあれやこれやに付き合った。
いつごろからか、そういった濃ゆい営業さんはいなくなり、皆同じようなダークスーツに身をつつんだ
あるいは、ウィグル獄長のようなやつらばかりになった。
そいつらの言い分は「我々は技術者の客である。」。
昔、商社の人と仕事したことあるけど、恐ろしく腰が低いのでビックリした!
まさに商人の鏡だなぁ〜と思った。
キックオフの飲み会のときもそこのゲストハウスでなんかえらい人が
件の「我々の仕事は技術者に酒を持ってくることだ」って
中東での石油開発のときの経験談をされていたことだけを覚えている。
商社の人に「仕入先はお客じゃないんですね?」って聞いたらなんて答えが返ってくるだろうか?
そんな馬鹿げた質問をしたら、もう二度と口を聞いてもらえなくなるかもしれない。
営業にとっては、自分意外は皆お客様じゃないのだろうか。
<追記>
【金融危機】麻生首相が緊急株価対策を指示 空売り規制の強化など MSN産経ニュース
株を持たずに売り注文を出す空売りを一部禁止するほか、市場で大口の空売りを行った投資家に
報告・開示を徹底させる。
技術者が正社員としていないのに「売る」のはどうなんだろう?
<追記2>
この世に客に来たと思えば何の苦もなし
朝夕の食事はうまからずとも褒めて食うべし。
元来客の身なれば好き嫌いは申されまじ。
伊達政宗
十月の生命のことば 東京都神社庁 より
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