身振り手振りにはじまり、煙を使った狼煙、鏡を使って光で知らせたり、
あるいは造形物としてなど、情報の伝達手段は色々とある。
WiredVisonの ”言語の「起源と進化」を探る研究:「人間は言語の宿主にすぎない」" にて
>しかし、ここで進化しているのは動作主(話し手のこと)ではない……言語そのものだ。
>言語自体が、進化しようとする強い方向性を持っている。
>言語そのものが後世に伝えられることを望み、そのための方法を見つけ出すのだ。
言語は情報伝達の手段として、人間にはなくてはならない道具と思っていたのだが、
言語にとって人間が道具であるともいえる研究報告にちょっとショックを受けた。
だが、しかし、人間が言語の主であるというのは傲慢な考えなのかもしれない。
地球上に生命が生まれてから絶え間なく続いてきた生命の情報の伝達。
人間は「命の宿主」にすぎない。
こちら側には「命」、あちら側には「ことば」あるいは「鏡に写した自分」。
それぞれが別々に進化をはじめようとしているのだろうか。
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