The Transparent Societyと いう本で、プライバシーの問題に関して面白い提案をしています。
プライバシーの問題は情報の非対称性にある、すなわち、政府や警察は個人のプライバシーを
覗くことができるが、個人が政府や警察のやることを監視するのは難しい、だから、社会を完全に
透明なものにして、誰が何をやっているかすべてわかる社会に するのがよいのだ、という考え方です。
Global Innovation Outlook 「セキュリティと社会」:外資系エグゼクティブの日々 - CNET Japan
インターネットの普及により、情報の発信・収集に非対称性による優位が働かなくなりつつあり、
また、検索技術の向上により情報の質に関する問題も解決しつつある。
では、増えていくネット上の情報に規制をかけるにはどうすればいいか?
表現方法に規制をかけることではないだろうか?
オングは、こうした分断されてしまったオラリティとリテラシーの関係がどのように相互作用を維持してきた
かという数少ない現象に目をむけ、今後の言語文化の展開に示唆を与えようとしている。
松岡正剛の千夜千冊『声の文化と文字の文化』ウォルター・オング - unya528's Tag Marks:文化
リテラシーの文化はオラリティの技術を手にいれ、
オラリティの文化は他なる表現方法のリテラシーを手にいれた。
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