ホモ・サピエンスの認知と行為の仕組みには、本質として模倣に頼る、保守的な傾向がある。つまり、そのままでうまくやっていけるかぎり、私たちは、上の世代や自分たち自身が過去にしてきたとおりのやり方を、できるだけ守ろうとする。
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これに対し、環境が変化するなどして、それまでやってきたことがしだいにうまくいかなくなったときには、従来のやり方から逸脱した動きをとるほうが、逆に成功しやすくなる。
旧石器・縄文・弥生・古墳時代 列島創世記[全集 日本の歴史]
松木 武彦 (著) P153 より
我々のアーキテクチャは進化していない。
ハードウェアも、ソフトウェアも。
コンピュータの世界においてノイマン型アーキテクチャが主流となった理由として、プログラムを入れ替えることができることがあげられる。
我々はOSをバージョンアップする時代に来ているのかもしれない。
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