2007/12/28

技術と技能

大学図書館でアルバイトをしていた時に読んだ本で書名は
忘れてしまったのだが、

「技術ほにゃらら」という名の本でA4判で茶色の表紙だったと思う。
技術史的な内容の本で

technology tech+logic  技術
→ 学習により習得可能なもの

technique tech+unique 技能
→ 個人の才能によって習得可能(不可能)なもの


といったような記述があった。

technique の語源はフランス語で、エコール・ポリテクニークなどと
使用されている。


当然、その本にエコール・ポリテクニークのことについても記述されていた。

<Link>
ゴーンは「自ら語る組織」をどうつくったか 京都大学教授 鎌田浩毅=文
「ルネッサンスに秘められた真意とは」にエコール・ポリテクニークについて説明があります。

本屋の天使

ということで「談 No69」を探しに街に出た。
近くの書店には無かったので、久し振りに神田の古本屋街へ。

神保町の交差点で岩波書店へ行こうとしたのが、間違えて
三省堂に行きそうになり、自分の記憶をたどっていたとき、


「こっち、こっち」

と声が聞こえたように感じた。

岩波書店の場所を思い出し、引き返して地下鉄神保町駅上のビルへ。
確か学生時代に一度くらい来たことがあるような・・・
学生時代は近くの別のビルにお世話になっていました。(自爆)

「雑誌」のプレートが目に入ったとき、その下の「本棚」から

「ここ」

とまた声が聞こえたように感じたけど、雑誌が置いてある
ブックスタンドを物色。
すぐに最新号を発見。
A4サイズと背表紙のデザインをインプットして、
本の並べ方を確認。

バックナンバーが置いてありそうなさっきの本棚を物色すると・・・

はい、そこにありました。

流石に「いらっしゃ~い」という声は聞こえなかった(笑)

書店に入って一分少々で購入できました。

まぁ自分の「過去の記憶や経験」と対話していたのだろうと
思いますが。

そして、それらの情報を基にした「潜在意識」や「直観」と呼ばれる
ものの
計算の方が「○○」より早かったということでしょう。
○○に入る適切なことばは知りません。

<Link>
高次脳機能障害に向き合う医師

コミュニケーション

私が今問題だと思っていることの一つに
「コミュニケーション」があります。

私はこのことばの意味を「相互理解」と解釈します。

問題解決法として、次のような提言が昨日ありました。


>「議論のキャッチボールをする」
>日本人は議論のキャッチボールが下手だと常々申しています。
>どうしても議論と言っても言いっぱなしになってしまう。
>あるいは聞きっぱなしになってしまう。
>議論の中で相手の言っていることに反論すると
>「あの野郎」ということですぐ腹を立ててしまう。

>というのが日本人の議論のやり方なのです。
21世紀臨調 2007年12月27日記者会見 
茂木友三郎キッコーマン会長談より


>「大切なのは、意見が違うという結論ではなくて、
>なぜ意見が違ってくるのか、

>その理由を議論することだと」思う。
談No69 談 editor's note[after]
「高橋昌一郎 科学はなぜ嫌われるのか……科学哲学の復興 」のあとがきより

Webの天使

「図書館の天使」ということばがあります。

調べものや困っているときに、ふと入った本屋や図書館で
問題解決のきっかけになる本を見つけることです。
解釈 by (='ω'=)

作家・哲学者・科学ジャーナリストのアーサー・ケストラー
生み出したことばです。

著作のタイトルを見てみると、ロックバンドのポリスが影響を
受けていることがわかります。


大学時代は、神田の古本屋街が好きで(今も好きです)
よくブラブラしたものです。

また、大学の図書館でアルバイトをしたこともあります。

誰もいない凛とした本達の中にいると「私を手にとって」と
囁いているように感じます。



今はWebが無尽蔵の図書館として私の前に広がっています。

2007/12/27

才能の無駄遣い

“守る”と“創る”は対立するのか――07年のネット界

開発者が明かす「ニコニコ動画」人気の“キモ”

一人のイブ、初めてニコニコ動画にコメントした。
翌日、コメントを入れた動画を再度見たところ、私の入れたコメントにツッコミが入っていた。


Ahaの瞬間


効率化優先で殺伐とした世の救世主となるキーワードかもしれません。

2007/12/26

メイクミラクル




BCCKSの左上のお姉さんの唇に誘われて飛んで行きました。ε===(ノ='ω')ノ

そしてメポ(<∋><●>)をクリック!


そ・そこには男の知らない(知ってはいけない)世界がぁああああ!!!


おっちゃんもメイクしたくなってきたのぅ・・・(んなわけない)

2007/12/25

Webの本

グーテンベルグもびっくり?―電子書籍端末 アマゾン「キンドル」の衝撃

Amazon Kindleを検索

祝Amazon Kindleデビューと日本での出荷プランと書籍の本質を考える

TDC BCCKS the 20th Anniversary Exhibition

BCCKS

い・いかん・・・ワイド液晶が欲しくなってきた・・・

日本人はリッチなコンテンツじゃないと満足しないのかな・・・

い・いかん!!! LOOX U も欲しくなってきだぞぃ(笑)

Party

2007/12/24

猫博士



大事なことはみーんな猫に教わった
Amazon

お掃除小僧



春清寺のお庭をせっせとお掃除していました。


今日は納めの地蔵の縁日(参考:ネギ時計

Civil engineering

土木工学のことである。

私の大学での専攻は土木工学だったのだが、
高校3年のとき最初は物理を志望していた。

しかし、私は色弱だったので当時は受験で不利になる
とのことで断念した。


そしてどの学科にしようかと悩んでいたときに
目についたことばが、

「Civil engineering」である。
建設会社のCMであった、「この橋はお父さんが作ったんだ」
的なイメージに


男のロマン

を感じて決めた。

大学卒業後に就職したベンチャー系ソフトハウスで
携わった土木系の仕事は
砂防ダムを建設するために
必要な土砂の掘削量を計算するプログラムである。

平均断面法という計算手法を使用していた。
掘削のイメージ(現状の谷と砂防ダム)をプロッタ出力する
必要があったので、
ダムの端(いわゆる境界値)の処理の
パターン分けに苦労した記憶がある。

(NEC PC98上のMS-DOS,MS-Cで作成した。)

土木工学の源流はエジプトのピラミッド建設にある
といった説を
何かの本で読んだことがある。

いや測量学の春日屋伸昌名誉教授の講義で聞いたかな・・・。

<Link>
伊能忠敬
伊能忠敬-子午線の夢-
劇団俳優座

技術倫理

創発から色々とリンク先をたどって調べていたら引っかかったことば。

技術倫理
科学技術倫理オンラインセンター

最近の大学はこのようなことを教えているのですね。
私の大学時代は無かったな・・・。

ただ、水理学の大家 林泰造名誉教授が水文学の講義の中で、

「私は君たちにエンジニアリングを教えることはできない。
 私が君たちに教えているのはエンジニアリング・サイエンスである。
 卒業して10年後私のノートを見直したとき、
 その意味が理解できるでしょう。」

と言われたことを覚えている。

2007/12/23

あみだ歩き



昨晩から降っていた雨がやみ、青空が見え始め頃に出発。
千川上水を下っていき、吉祥寺橋からあみだくじを引くよう歩く。


ひたすら真っ直ぐな道があったので、てくてくと突き当りまで。
五日市街道に出たところで振り返る。

再びあみだくじを引くように吉祥寺駅前へ。

宝くじ売り場があったのでスクラッチを3枚買う。

そして吉祥寺どんぶりでしょうゆにんにく+肉増を完食。


井の頭公園は足元がすべりやすくなっていた。
アスファルトを歩きなれた身には微妙なバランス感覚を要求してくる。
ふみしめる土や枯れ葉になつかしい感触を思い出す。


ジブリ美術館に着くころにはすっかり青空が広がっていた。

帰り道もあみだくじを引くように、今まで通ったことのない道を行く。

帰宅してスクラッチを削ってみたが1枚も当たりがなかった。
当たり運を散歩道で使い果たしたようである。

創発

Wikipediaの還元主義をたどっていくと、突き当ることば

創発 emergence

@ITでの説明(※「定義では」から修正)
>ナレッジマネジメントの分野では、個人1人1人の発想の総和を超えた、
>まったく新しいナレッジの創造を行う手段として、「情報創発」への
>取り組みが行われている。
とある。(※07/12/24追加)

個と個が全て同じなら
個と個のインターフェースが全て同じなら
総和になると思いますが

それぞれ違っているから

思いもかけないプラスアルファが生まれるのでしょう。

2007/12/22

コギト・エルゴ・スム

高校時代は理系にいながら「倫理社会」が最も得意だった。

物理学の祖と言われるニュートンの「プリンキピア」の
正式名が「自然哲学の数学的諸原理」

であると知ったときの感動を今風に例えると
(※80年代はじめの当時はパソコンの存在なぞ知らなかった。)

「ニュートンのパソコンに新しいディレクトリができる瞬間を
 リアルタイムで見た」


と表現することができる。

『「物理」ってことばってなかったんだ・・・なのに・・・すげぇ』
と感動した覚えがある。



さて、表題は哲学者デカルトの有名な言葉である。
デカルトが提唱した演繹法についてメモしておこうと思う。

>もっとも単純な要素から始めてそれを演繹していけば
>最も複雑なものに達しうるという、

>還元主義的・数学的な考えを規範にして、以下の4つの規則を定めた。
>
> 1. 明証的に真であると認めたもの以外、決して受け入れない事。(明証)
> 2. 考える問題を出来るだけ小さい部分にわける事。(分析
> 3. 最も単純なものから始めて複雑なものに達する事。(総合
> 4. 何も見落とさなかったか、全てを見直す事。(枚挙 / 吟味)
ルネ・デカルト 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ところで、表題のことばを最初に知ったのは、寺沢武一氏のコブラである。

地球どころか宇宙全体をも支配しようとしはじめたコンピュータの
暴走を止める為に
コブラが入力したキーワードである。

ワインバーグのリーダーシップ論

発売直後(1991年10月)に読んだワインバーグ博士の
スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学
によると、リーダーには3種類の人間がいるという。
※(;><)度重なる引っ越しで今手元に原本は無いんです

今風に言い換えると次のように表現できると思う。

1.イノベーター
2.コミュニケーター
3.オーガナイザー

イノベーターが創造あるいは入手した技術を
コミュニケーターが広め
オーガナイザーが維持管理する。